弊社のコンサルは、オンライン指導と訪問指導を併用しています

オンライン指導

主なISO9100コンサル内容の流れ

1.施設の確認(規格7.1.3)

携帯電話のカメラでビデオ撮影して頂きます

建物の外の状況から写し始め、入り口、階段(エレベーター)、そして工場内の入り口、中に入って頂き、工場内の中を案内してもらい、主な製造機器、校正機器を写してもらいます。

ビデオ撮影中、撮って頂いている箇所で、質問させて頂き、お聞きします 例えば工場内への入室条件、ルールとか。また工場内の環境条件、資格員など。

そして、製造方法、製造手順について説明してもらい、現状の製造方法、製造手順が適切であるかどうかコメントを出させて頂きます。ほとんどの企業様がアウトで、後日指導させて頂くことになります(→自社でISO9100取得に取り組まれる企業様は、従来の製造手順のままですのでご注意です下さい。改善、手直しが必要のように思われます)

現地指導において、工場内の製造機器等の配置等について指導させて頂きます。それは工場内には、従来の製造機器、今回のISO9100適用の製造機器(規格6.4)が混在していますし、製造員(規格6.2)の方でも、従来の製造とISO9100製造の両方をされる方もいらっしゃったり、一方だけの製造だけをされたり、また製造員の資格を持たない(補助員)方もいらっしゃいますので、全員でISO9100の要求している内容を確認して頂きながら、工場内(規格7.1.3)の改善をやって頂きます。

施設のレイアウト図(平面図)、工場内内のレイアウト図 机、製造機器、各製造の実施場所、製造品の受付場所、ISO9100関連文書(品質マニュアル、製造受付書、製造日程表、製造結果報告書綴り、製造機器管理台帳等)の置き場をwordで作成して頂きます

製造手順の確立(8)

またそれと同時に今実施してされている製造手順が、製造員全員に周知され同じ方法で行なわれているか確認させて頂きます。全員の製造方法の手順が違うのが多いです。そしてまた全員で製造方法について意見を出して頂き、統一された製造方法手順を確立していきます。

実際の製造方法手順が確立されましたら、製造方法手順書をわかりやすく、安全面を含めて、イラスト、写真等を多用して

作成して頂きます。(このような製造方法手順書の雛形もあった方が参考になります)

ISO9100規格、法令等の特定(7.5)

ISO9100要求事項はもちろんのこと、JIS規格,審査機関の要求事項、業界の製造方法指針、その他法令

このような要求事項法令等の特定の一覧表を作成して頂きます。全ての要求事項の内容を理解確認して頂きます。

 

ISO9100規格要求事項の解説

オンライン指導の一つです
ISO9100要求事項は、ISO9100の認定を受けるための最も大事なルールブック集です。ここに書かれていることを満たしているシステムを構築していく必要があります。
規格を最初の序文から最後まで解説しながら、現在の工場内の状況に合わせながら指導していきます。
7.5 文書化した情報とか、7.1.5 監視及び測定のための資源とか要求事項が見えてきます。
規格の中にはこのような要求事項が多くみられますので、欠落しないようにしなければなりません。
序文
適用対象
0.2 品質マネジメントの原則
0.3 プロセスアプローチ
0.3.1 一般
0.3.2 PDCAサイクリレ
0.3.3 リスクに基づく考え方
0.4 他のマネジメントシステム規格との関係
1 適用範囲
2 引用規格
3 用語及び定義
4 組織の状況
4.1 組織及びその状況の理解
4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解
4.3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定
4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス
5 リーダーシップ
5.1 リーダーシップ及びコミットメント
5.1.1 一般 9
5.1.2 顧客重視
5.2 方針
5.2.1 品質方針の確立
5.2.2 品質方針の伝達
5.3 組織の役割,責任及び権限
6 計画
6.1 リスク及び機会への取組み
6.2 品質目標及びそれを達成するための計画策定
6.3 変更の計画
7 支援
7.1 資源
7.1.1 一般
7.1.2 人々
7.1.3 インフラストラクチャ
7.1.4 プロセスの運用に関する環境
7.1.5 監視及び測定のための資源
7.1.5.1 一般
7.1.5.2 測定のトレーサビリティ
7.1.6 組織の知識
7.2 カ量
7.3 認識
7.4 コミュニケーション
7.5 文書化した情報
7.5.1 一般
7.5.2 作成及び更新
7.5.3 文書化した情報の管理
8 運用
8.1 運用の計画及び管理
8.1.1 運用リスクマネジメント
8.1.2 形態管理(コンフィギュレーションマネジメント)
8.1.3 製品安全
8.1.4 模倣品の防止
8.2 製品及びサービスに関する要求事項
8.2.1 顧客とのコミュニケーション
8.2.2 製品及びサービスに関する要求事項の明確化
8.2.3 製品及びサービスに関する要求事項のレビュー
8.2.4 製品及びサービスに関する要求事項の変更
8.3 製品及びサービスの設計・開発
8.3.1 一般
8.3.2 設計・開発の計画
8.3.3 設計・開発へのインプットー
8.3.4 設計・開発の管理20
8.3.5 設計・開発からのアウトプツト
8.3.6 設計・開発の変更
8.4 外部から提供
8.4.2 管理の方式及び程度―
8.4.3 外部提供者に対する情報
8.5 製造及びサービス提供
8.5.1 製造及びサービス提供の管理
8.5.1.1 設備,治工具及びソフトウェアプログラムの管理
3.5.1.2 特殊工程の妥当性確認及び管理
8.5.1.3 製造工程の検証
8.5.2 識別及びトレーサビリティー
8.5.3 顧客又は外部提供者の所有物
8.5.4 保存
8.5.5 引渡し後の活動
8.5.6 変更の管理
8.6 製品及びサービスのリリース
8.7 不適合なアウトプットの管理
9 パフォーマンス評価
9.1 監視,測定,分析及び評価
9.1.1 一般
9.1.2 顧客満足
9.1.3 分析及び評価
9.2 内部監査
9.3 マネジメントレビュー
9.3.1 一般
9.3.2 マネジメントレビューへのインプット
9.3.3 マネジメントレビューからのアウトプット
10 改善
10.1 一般
10.2 不適合及び是正処置
10.3 継続的改善32
附属書A(参考)新たな構造,用語及び概念の明確化
附属書B(参考)ISO/TC176によって作成された品質マネジメント及び
品質マネジメントシステムの他の規格類
附属書C(参考)IAQGによって作成された品質マネジメント及び
品質マネジメントシステムの他の規格類
附属書D(参考)参考文献
附属書E(参考)航空,宇宙及び防衛分野に関連する参考文献
解説を拝見される方は、戸惑いますが、ゆっくり精読していってください。

 

 

品質マニュアルの作成指導

弊社で販売している品質マニュアルを購入して頂きます(購入するしないは自由です)。
購入して頂いている場合について書かせて頂きます。
購入して頂いた品質マニュアルは、今迄の多くの指導審査を経て出来上がったサンプルです。
よってオンラインで読みながら作成指導していきます。オンラインで2回(4時間)ほど指導して行きます。
ある程度出来上がっている品質マニュアルですから、自社用に置き換えたり、追加していく分は少なく、品質マニュアル作成担当者は楽すると思われます。
品質マニュアルの作成では、ISO9100規格要求事項が網羅(下位文書で網羅されておればokです)されていないといけないので注意してください。
また品質マニュアルは、審査機関による文書審査、審査時における審査員が審査を進めて行く場合の基本文書になります。(有料ですこちらから購入できます

 

 

標準操作作業書(sop)の作成指導

弊社において準備してしている品質技術管理規定を購入して頂きます(購入するしないは自由です)。
多くの標準操作作業書からなっています。今までの品質マニュアル、ISO9100要求事項を使いながら、標準操作手順書の解説、作成指導を行なって行きます。こちらから購入できます

記録様式帳票の作成指導

 

品質マニュアル、品質技術管理規定の作成がほぼ出来あがってきますと、次は、運用の記録をとる記録様式の整備作成の指導を行います。ここもオンラインでの作成指導になります。

弊社において準備してしている記録帳票様式を購入して頂きます(購入するしないは自由です)。
全部で種類の記録様式からなっています。

有料ですこちらから購入できます

 

 

現地指導

施設の入口から工場内まで

指導内容について、このページに書いていくことは、いくら書いても終わりませんので下記に主な点について書いておきます。
オンライン指導で、指導出来ないテーマについては、現地で指導させていただきます。

工場内への入口

最初に撮って頂いた会社の施設の入口から工場内まで歩かせていただき、工場内への外部の訪問者の管理体制などについて
そのルールについてお聞きし、仕組みができているか確認させて頂きます。工場内への入りでは、工場内員と外部の訪問者ではどんなルールを作ってあるか確認します。入り口に於ける白衣への着替え、手洗い等のルール。

工場内の環境

工場内は、製造の出来る状態の環境にないといけません。製造結果に疑義が生じるような環境ではいけません。
温度、湿度など。校正された温度計。
施設に関する要求事項の文書化      環境条件の文書化
環境条件については、製造方法手順書に記載したほうがよい

施設を管理するための手段

整理整頓です

 

製造機器、校正機器、その他の支援機器

製造機器、校正機器等には取扱説明書があるので、常備管理し理解してしていなければなりません。
取扱説明書は大事です。
設備の取り扱い、輸送、保管、使用、計画的保守
室内を」持ち運び移動する場合にはご注意を。
校正機器の校正は、ISO17025の認定の校正業者に依頼し、iSO17025の校正証明書を発行してもらう。
校正機器には、次回の校正日のラベルを貼っておく
使用禁止のマーク
中間チェック設備の記録
(a)  ソフトウェア及びファームウェアのバージョンを含む,設備の識別。
(b)  製造業者の名称,型式の識別及びシリアル番号又はその他の固有の識別。
(c)  設備が規定された要求事項に適合していることの検証の証拠。
(d)  現在の所在場所。
(e)  校正の日付,校正結果,調整,受入基準及び次回校正の期日又は校正周期。
(f)  標準物質の文書,結果,受入基準,関連する日付及び有効期間。
(g)  設備の機能に関連する場合は,保守計画及びこれまでに実施された保守。
(h)  設備の損傷,機能不良,改造又は修理の詳細。

計量トレーサビリティ(6.5)

外部から提供される製品及びサービス(6.6)

外から購入する製品やサービスにはどんなものがありますか? 製造機器や校正機器、試薬等の購入、修理。校正機器の校正。輸送などいろいろあります。
受入検査、業者の評価

依頼、見積仕様書及び契約のレビュー

契約内容の確認
対応能力の確認
紙かネットでの依頼、見積の違いはあっても、対応能力等の確認は、記録されて分かるようにしていなければならない。

製造方法の選定及び検証

製造方法については、従来 製造をされてきましたのでその製造方法を選択されることになると思いますので、その方法になると思います。
当然その製造方法においては熟知されていますから、あとは、工場内の製造員が全員周知し、同じ手順で実施することの訓練が必要ですし、製造方法手順書にその製造方法手順が反映されていることが大事です。実際のところ認定審査に実施審査においては、作成されている製造方法手順書を見ながら(参照)、製造を実施されても構いません。製造方法手順を暗記する必要はありません。
製造方法手順書は、貴工場内の財産になるものですので、素晴らしい分かりやすい手順書を作成しましょう。

製造、校正品目の取扱い(7.4)

顧客の預かり品ですから、預かってから返却するまで十分注意してください管理しなければなりません。

技術的記録

技術的記録には何があるかまず理解しましょう。ピックアップしてみて下さい。

 

 

お問い合わせ

ISO9100認定登録に関することなど、何でもお答えします。
まずはお気軽にご相談ください。

TEAMSやZOOMでのオンラインでのお尋ねは下記より


    TEAMSかZOOMのどちらかを選択して下さい

    確認のうえ送信ボタンを押して下さい。

    TEL:0120-332-2242

    ※本フォームではご質問・ご意見を24時間いつでも受け付けております。
    ※お問い合わせへの返信は平日10時~16時までの間にさせていただきます。
    (お送りいただいた内容によっては返信までにお時間がかかることがございます。ご了承ください)